INTERVIEW

01

製造部門 K 常務取締役

平成9年入社

10代半ばから先代社長の元で働き、会社を支えてきました。会社が小さいころから、まるよし工業の進化を支えて来た中の一人。社会人歴もまるよし工業歴も23年です。

まるよし工業の基礎をつくり、製造部門を支えてきた


ー20年以上、まるよし工業の変化をご存知だと思うのですが。

会社も現在の場所ではなく、秋田市仁井田にあったころから知っています。会社の規模も人員も、今とは比べものにならないほ ど小さなものでした。できることはなんでもやっていました。時代が違う感じがします。

ー今とは隔世の感があるということですか。

組織としては、かなり変わりましたね。とくに、私が所属している工場ではMグレードを取得した平成22年ごろから、社員も充実 し、作業の分担ができるようになりました。それによって作業にいくつかの流れができ、スケジュール管理をしながら効率的に 仕事を進めるようになりました。工場の社員は熟練者が揃っています。全工程をこなせる技術を持った社員が、各部門を専任し ているので、技術も安定し、仕事の質も上がっています。
社長は新しい環境を踏まえたシステム作りに尽力しています。工程管理などはかなり明白にわかりやすくなっています。その変 化の中で、私の仕事は社長と工場をつなぐパイプのような仕事だと思っています。

ーMグレードを取得した際に、どんな感想を持ちましたか。

時代の流れを考えるとMグレードは必須だと思っていたので、取れたときはほっとしました。この水準を落とさないように頑張 っていかなければと気持ちが引き締まりました。 5段階に分かれる基準の中でも、Mグレードは取得企業が一番多いので、逆にいうとライバルも多い。その中で生き残るために 納品前に全数検査を行うことで品質を守り、絶対に納期を守るというルールを決め、お客様の信頼を得るように努力してきまし た。おかげで、信頼を寄せてくれる常連のお客様が増えています。

ーまるよし工業の仕事へのこだわりはありますか。

仕事の幅は、県内だけではなく、東北全般に広がっています。工場内で完成させた鐵骨類は遠方まで運ばれ、私たちの目に触れない現場で組み立てられることも多いです。だから「誤差のない仕事をして、不具合を出さない」仕事を目指しています。その「まるよし品質」こそが大切だと思っています。また、自分の仕事としては、ものづくりだけでなく管理の仕事へも力を注いでいます。その上で、自分たちのつくり出すものこそがナンバーワンだと誇りたいですね。

INTERVIEW

02

製造部門 K

平成18年中途入社

高校卒業後、異業種で7年ほど働いた後に鐵骨加工業に転職。工場でものをつくる仕事をしたいというのが転職の理由でした。社会人歴は24年、まるよし工業では10年目です。

“自分はものづくりに向いている”その思いに引かれ、転職


ー鐵骨加工業に転職した理由はなんですか。

最初は、ルートセールスの仕事をしていました。7年ほど働いた時に、このままでいいのだろうかと自分の仕事と向き合いまし た。昔から体を使ってなにかをつくる作業が好きだったので、思い切って今の仕事に職を変えました。働いてみて、この仕事は 自分向きだなと改めて感じています。

ーまるよし工業での仕事はどうですか。

今は溶接を担当していますが、15年以上の経験があり、どの仕事もこなせるという自負も持っています。工場のスタッフも経験豊 富な人が多く、互いが互いの仕事を補佐しあえる安心感があります。自分で言うのもなんですが、人柄のいいチームだと思いま すよ(笑)。

ー鐵骨加工業の醍醐味はなんですか。

ありきたりかもしれませんが、完成した建物を見ている時の達成感だと思います。外側からは見えませんが、あの壁の中に自分 の仕事が埋まっていると思うと感動します。 ー働く上で大切にしていることを教えてください。 働くことが当たり前すぎて言葉にしにくいですが、経験と時間を着実に積んで、腕を上げていくことです。今は主に溶接作業担 当していますが、組み立て・溶接・一次加工という鐵骨加工のすべてを身につけ、オールラウンダーとして働きたいと思っていま す。 実際の作業では、「早くて丁寧な仕事」を心がけています。図面に忠実であるだけでなく、現場で作業をするときに、図面では 判断できない不具合が出ないように「直しのない」部品をつくることを目指しています。

ーまるよし工業のいいところはなんですか。

先ほども言いましたが、まるよし工業はチームとして仕事をする連携ができているので、誰かが自分の仕事を見ていてくれる感 じがあります。守られているという安心感がすごくいいと思います。私が入社したのは、Mグレード取得後なので以前との比較 はできませんが、仕事の質は上がっていると思います。

INTERVIEW

03

設計部門 H

平成31年新卒入社

秋田県建築デザイン専門学校卒業。建築および、デザイン系の職種を希望して、まるよし工業へ。社会人もまるよし工業でも2年目です。

日々の仕事を通して学ぶことが多く、毎日が刺激的です


ーまるよし工業での仕事を教えてください。

建築物の情報を図面化するCADをしています。一言でいえば、お客様からいただいた平面上の情報を3Dに書き換えるという感じでしょうか。最初は時間ばかりかかってミスも多く大変でしたが、最近は面白さがわかってきました。

ー入社前からこの仕事を希望していたのですか。

建築・インテリア関係の仕事がしたくて、専門学校に通っていました。秋田で就職したいという希望もありました。募集内容を見て興味を持ちました。実際に仕事を始めたら、ほぼ素人同然状態からのスタートでしたので、社長が先生になって教えてくれました(笑)。

ーCADの仕事の難しさはなんですか。

私たちが描いた図面をもとに、工場で鐵骨を加工・溶接します。そのあと、工事現場に運ばれた鐵骨は、図面を見ながら組み立てられます。組み立て作業は別の会社が担当することも多いので、当たり前ですが図面は正確でなければいけません。「図面上で可能な作業が現場でできない」という不具合が出ないように、何度もチェックしています。お客様からの要望を確実に図面に反映させるためのコミュニケーションの大切さや、自分一人の仕事として完結せずに、上司に相談、チェックをしてもらうことを心がけています。

ー仕事をしていて楽しいことはなんですか。

最初の頃は図面チェックのたびに多くの訂正指示があったのですが、最近は少なくなってきたことがうれしいです。自分の担当した建物を見ると、気持ちが上がります。入社したてのころに担当した店舗が完成した時に、社長が連れて行ってくれました。その時のうれしさは、今でもしっかり覚えています。

ー今現在、仕事をするときに気をつけていることはありますか。

図面にとりかかる前に、過去のデータを確認するようにしています。自分の分だけでなく、先輩たちが手がけたデータも参考にしています。そうするとイメージがつくりやすいし、仕事の質が上がると思います。

INTERVIEW

04

設計部門 S

平成31年新卒入社

秋田県建築デザイン専門学校卒業。建築および、デザイン系の職種を希望して、まるよし工業へ。社会人もまるよし工業でも2年目です。

集中してパソコンに向かう・・・ その時間が好きです


ー入社前にデザイン専門学校に通っていたと聞きました。

もともと、住宅関係の設計やインテリアに興味がありました。専門学校では、そういう勉強をしていました。少しでも、夢に近い仕事を探していて、まるよし工業を希望しました。今はCADの仕事をしています。

ーその経験は役に立ちましたか。

実際にCADの仕事で使っているソフトも違いますし、用語もかなり違います。慣れるまでは、覚えなければいけないことが多すぎて大変でした。でも、集中して黙々と働く今の仕事は性格的にもあっているような気がします。

ーCADの仕事の難しさはなんですか。

同じミスを繰り返さない。製作中の疑問は製作中に解決することです。たとえば、図面製作中に発生した不具合を必ずチェックしています。性格的にうっかりなところがあるので(笑)、気をつけています。お客様からいただいた情報に疑問点があったら、可能な限りお客様にもチェックしていただいています。状況的に難しい時もあるのですが、自分一人で完結しないことは大切だと思っています。それと「丁寧な仕事を、できるだけ早く」ということも心がけています。

ーまるよし工業はどんな会社ですか。

すごく、チームワークのいい会社だと思います。製造、設計と仕事の内容は違っても、「いい建物を作る」という同じ目標に向かっているので、小さなことでも相談できる点が心強いと思います。社長がとても気さくな方なので、厳格なかたい雰囲気がなく(笑)、働きやすいいい環境だと思います。